【2020年1月25日 伊豆新聞掲載文より】
伊豆市立修善寺東こども園の老朽化に伴い、同市加殿で進められている新こども園および併設する児童発達支援センターの建設工事の現場に、障害者が描いた絵画が飾られた。障害がある人々や、病と闘う子どもたちをアート(芸術)を通じて応援し、社会や企業とつなげる活動に取り組むNPO法人アートコネクトしずおかが仲介し、施工業者が協力した。
同NPO会員の山口美奈子さん(菅引)が市に打診し、紹介された施工業者の土屋・中豆・イズケン特定建設工事共同企業体が快諾。アート看板設置のための費用を負担した。展示する絵画は同NPOが仲介し、地元の駿豆学園(小下田)の利用者が描いた作品を使用した。
絵画にはパンダや象、キリン、ウサギなどさまざまな動物が生き生きと描かれている。山口さんは「障害がある人が、将来お金を手にして生きていくことは大変。芸術という面では障害がある人も同じなので、その道を開くための手伝いが少しでもできれば良い」と活動に対する思いを語った。
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