3月 27

済生会令和 大道芸

静岡市駿河区にある、静岡済生会療育センター令和で大道芸ワークショップを開催しました。
サブリミット(大道芸パフォーマー)のガッツさんとヨーコさんに行なっていただき、
静岡済生会療育センター令和の利用者とその家族、職員と学校の先生(春休み中ということもあって) 利用者の年齢は未就学児・小中高生、大人までとバラバラで合計60名ほどが集まりました。


はじめに「サーカスレストラン」、料理の代わりに様々なパフォーマンスを提供していただきました。
パントマイムの窓拭きから始まり、スティックのねぎや、サンドイッチのシガーボックス、レンジを温めるローラーボーラ、色々な驚きでお腹がいっぱいになります。

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風船アートを作りながら絵画を作っていくパフォーマンスの際には、ヨーコさんがトイプードルを生み出していただきました。最後のチャームポイントのしっぽを作る時に、男の子に「しっぽちょっと触ってみる?」風船を前に出しました。隣のお母さんの手も借りて男の子が風船の紐上の先っちょに触れると、「プヒュンッ」と先が膨らんで見事しっぽの先まで手入れされたトイプードルが出来上がりました!

他にもカモメや色々なものを風船で作っていただきました。
カモメを作ってる時には職員さんが手を広げてパタパタさせて子どもたちに伝えていたり、ヨーコさんが風船のブドウを摘んで見せて回ると、同じようブドウを摘んで持っているふうに真似る子もいて可愛らしかったです。

240327済生会令和_大道芸3

 

最後はみんなで皿回しを行いました。
サブリミットさんが「最後はみんなで皿を回していくよー!」と声をかけると、会場がわぁ!に花が咲いたようにより明るくなりました。

寝てしまったお子さんを抱っこしてお母さんが受け取ったり、お皿が回ってくるのを楽しみにしていた子は棒を両手で握りぎゅっと上に伸ばして待っていたり、皿が回ってくると職員さんやご家族がその様子をここぞとばかりに撮影していたり、リクライニング車椅子の子に皿回しした際は職員さんも嬉しそうにその子の周りと覗き込んで「回ったね」と声をかけていたりしました。

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ずっと前後にバタンバタン揺れていた車椅子の男の子は棒を持っていると危険なので直前まで職員さんが持っていて、職員さんも合わせ四人がかり見守りながらでその子にお皿を回し渡しました。すると、不思議なほど皿回しの時だけ動きが止まっていました。おー!!と驚きも混ざった歓声が沸きました。側から見ていても感動でした。

大道芸終了後、別室に戻られる時も楽しかったねと満足げな様子の子もいたりして開催できて良かったと思いました。
 

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豪華芸能人さながらに控室に準備してくださっていました。
嬉しいメッセージもいただいて、演者さんも気合十二分に演奏に挑んでくださいました。メッセージのイラストも内容を考えて探してくれたのだなと本当に感謝です。


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