事業所に通っている男の子のお家のホールをお借りして開催しました。
ピアニストの良知さん、ヴァイオリニストの丸尾さんに演奏していただき、
通所利用者(乳幼児〜小学生)とその家族、支援員の方を対象に合計25名ほど集まりました。
2部構成で、初めは小さい子供向けのディズニーソングが多くトイレ休憩を挟んで、そのあとはクラッシックや重厚な曲を多めに演奏していただきました。
演奏が始まる前は、丸尾さんが曲説明をしても「知らなーい」と言っていた子供達が、演奏が始まると急に静かになってバイオリンやピアノの方を向いていました。一瞬で引き込まれているようでした。


ディズニーの曲で知っている曲だったのか、演奏中くるっと後ろの先生の方を向いてニコッと笑ってくれる子もいました。すごく嬉しそうで楽しんでくれているようでよかったです。「ミッキーマウスのマーチ」の演奏では、立ち上がって周りをくるくるスキップするように歩いたりする子もいました。その子の後を別の子がついてまわって歩いたりして可愛らしかったです。最初に立ち上がった子は、他の曲でもオリジナルダンスを踊ってくれて体全体で音楽を表現してくれました。
「メニーポピンズ」という曲では手を広げて踊り歩き、曲調が変わって静かになると動きもゆっくり小さくなり、激しくなるとまた動き出して、リズムに乗って楽しそうでした。
演奏中、寝ちゃっている子もいれば、じっと前を見ている子もいて、動き回る子もいて、先生と一緒に手をぱちぱちさせてそれぞれ楽しんでくれているようでした。

「おもちゃのチャチャチャ」では、ダンスを踊っていた子は曲の「チャチャチャ」の部分では歌ってくれたりしました。他の子供達も先生と一緒に踊ってくれたりしてました。前の方に座っていた子供たちは、ずっとじっと動かずピアノとバイオリンを観察するように聴いてくれていたのですが、この曲ではその中の男の子も体を揺らして踊ってくれていました。
「パイレーツカリビアン」の曲では演奏開始、急に両手を耳に当てる子がいました。低音で大きい音だったので苦手だったかなと思ったら、「この曲知らない」と支援員さんに話して、すぐに手を話していました。音を吟耳して確認していたようでした。
演奏途中、トイレ休憩の際に小学生の女の子が丸尾さんにバイオリンについて質問して、楽譜や演奏の仕方を教えてもらっていました。


