音楽でつながるコンサート


ジリローハン音楽でつながるコンサート
ジリローハン音楽でつながるコンサート

公益財団法人アイワ文化福祉財団助成金で、沼津を拠点に活動している障害者のしごとを考える母の会協力のもと、サンウィルぬまづ 4階多目的ホールにて、コンサートを行いました。

コントラバス奏者のジリ・ローハンさん、ピアニストの伊東麻里さん、五道素子さんに演奏していただきました。

障害者のしごとを考える母の会の子どもたち、沼津地域の障害児放課後等デイの子どもたち、その保護者・兄弟、支援員を対象に会場には200名ほどが集まりました。

「アンパンマンマーチ」や「ドラえもん」などの知っている曲が演奏されると、子どもたちはとても生き生きして前に出て踊ったりしていました。

曲順が静かな曲と賑やかな曲と組み合わさっていたので、子どもたちは前に出て踊ったり戻って座って休憩したりと、バランスよく音楽を味わっていました。

障害者のしごとを考える母の会の皆さんがカスタネットや鈴などを準備してくださり、それを子供たちに回して一緒に演奏すると一体感が生まれて良かったです。

「線路は続くよどこまでも」の演奏の際には、蛇腹折りしていた電車のイラストを広げ、みんなで上下に揺らしたりして曲名に合わせた素敵な演出で、今後の参考になりました。

途中でジリさんのコントラバスを子供たちが弾く時間があり、何人かの子供たちがジリさんにサポートされながら演奏したのですが、順番が終わってもずっと弦を持ったまま夢中で弾いている子供もいました。普段見ること自体少ない楽器なので、そういった機会を今後も作れたらと思いました。

演奏の最後の方では、ジリさんを囲んで渦を巻くように子どもたちみんな前に出てきて音楽に合わせて踊ったりスキップしたり、手を繋いたりして、キラキラとその光景に感動を覚えるほど楽しそうでした。

中学生くらいの男の子は、年齢的な恥ずかしさもあるのか、演奏中に他の子どもたちが前に行くときに「入ってもいいかなぁ?」思わず「いきなー!」というと、もう後ろを振り返らずにどんどん円の中に入っていって踊っていました。円が回ってきて、男の子の顔が見えると、満面の笑みで楽しそうに踊っていました。

そのまま一緒に入って踊りたいなと思いました。


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