3月 12

にじいろ2nd 大道芸

静岡市のパイロット事業の一環で、駿河区にある放課後等デイサービス にじいろ2ndさんで大道芸ワークショップを開催しました。

クラウンのブッチィーさん、ミュージカル俳優の王子 菜摘子さん、
パーソナルトレーナー・ダンサーの嶋村 彩さんに行なっていただきました。

にじいろ2ndと、放課後支援事業所 あげはに通う子ども達を対象に職員さん合わせて35名ほどが参加しました。

初めに嶋村さん主体で“音楽に合わせ身体を動かす遊び”をしました。
室内を手拍子や音楽に合わせて、
ぶつからないように小走りで歩いたり、
ゆっくり歩いたり、
匍匐前進したり、
座ってお尻を回したりしました。

その中の“背骨で挨拶”というプログラムでは、名の通り背骨を動かすイメージで2人1組で向き合い、声を出さずに上半身を自由に動かしてお互いに決めポーズをし合うといった内容で、
実際にやってみる前にイメージのお手本を見せた後、各々で組になってやり始めました。

最初はどうやっていいのか分からず困ったような感じで小さな動きだった女の子達が、
嶋村さんからアドバイスを受けると、「こうかな?」とちょっと恥ずかしそうではありつつも段々とダイナミックに動いていたりしました。

背骨で挨拶の最後の方は嶋村さんが「ブッチィーさん、王子さんと1対1で背骨で挨拶をやってみたい人〜!」と声をかけると、おずおずと1、2人が手をあげてくれました。
しかし実際にやっているのをみると他の子達もどんどんやってみたくなるのか、次々挙手が上がり、
子供達は側転をしたりブリッジをしたり開脚をしたり色々な決めポーズを見せてくれました。
身体を使ったラップバトルのような様子でとても盛り上がりました!

みんなで手を繋いで大きな円になり隣の人の手を握って電気のように伝える遊びでは、
1周回るまでに時間がかかりつつも届いた時には達成感でとても嬉しそうでした。

また、大きな円になっていたときに、
一人、多動の傾向が強く離れてみて回っていた男の子が、
ふら〜とその円の真ん中に入って自由にくるくる踊っていました。
みんな一瞬あっけに取られつつも、それはそれは楽しそうで、
気持ちよさそうに踊っている様子に嶋村さんが「これはこれでいいな!」と一言。
しばらくして「よーし挟んじゃうよ〜」とみんなで真ん中へ向かうと、ヒョイっと輪を抜けて別室へ行ってしまったのですが、そのダンスも含めていい空気感でした。

ブッチィーさんのマジックでは、まず最初は今までにどこかしらで見たことがあるようなお手玉やマジックで始まりました。
子どもたちからは「みたことある〜」などのツッコミや若干のブーイングなどの反応があるのかなと思いきや、きっとすごく色々考えて空気を読んでくれたのか、少しの静寂のあと遠慮がちの拍手と、男の子が「すごい!すご!」と声を上げて盛り上げようとしてくれました。
しかし、その後だんだんと雰囲気に慣れてくると、ブッチィーさんのパフォーマンスに「えー違うじゃん!」「こうだよー!」と最初とは全く違う表情になり、声が大きくなって賑やかで楽しそうでした。

ひもを使用したマジックではブッチィーさんが紐を数えながら「じゃあここは?……にっぽんだよ〜!」というと、ぽかんとした表情でしたが、パフォーマンスの終わりにもう一度聞くと、はちきれんばかりの声で一斉に「にっぽーん!!」と答えてくれました。

220312にじいろ_大道芸リトミック_6

王子さんにオリパラ応援ソングの「パプリカ」とアナと雪の女王の「レット・イット・ゴー」をピアノとともに歌っていただきました。
「パプリカ」の演奏時には全体で手拍子をしていると、後ろの方にいた女の子が立ち上がり踊り始めました。他の子ども達は座っていたので、やっぱり座ろうか迷った様子でしたが、最後まで一生懸命踊ってくれました。一緒になって盛り上げようとしてくれる姿がありがたかったです。

また「レット・イット・ゴー」の歌の際は1番2番で日本語版と英語版で歌っていただきました。
圧倒的な歌唱力はもちろん、普段あまり聞き慣れない英語バージョンに子ども達は一瞬予想と違ってびっくりした様子で、そこでまた惹きつけられて聞き惚れている様子でした。

最後に全員で一人一つ風船でネズミを作り、一斉に支援員さんのカメラに向かって放ちました。子ども達は弓を引くかのようなピシッとした姿勢でネズミの尻尾の部分を引っ張って放つタイミングをうずうず。合図とともにバシッと一直線にネズミを放ちました。

記念撮影や挨拶が終わっても子ども達はブッチィーさん、王子さん、嶋村さんにべったりくっついて、支援員さんが呼んでも居る時間を少しでも伸ばそうとしている様子で「今度さ、いつくる?」と質問したり、渋々名残惜しそうに肘タッチをして支援員さんの方に戻って行きました。
すごく楽しんでくれたんだなぁと振り向きつつ戻る背中に思いました。


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